身体のバランス調節を担うのがホルモンです。とっても大切な物質。特定の臓器で作られた血液中に分泌され、他の臓器へと運ばれていきます。ホルモンの分泌全体をコントロールするのに、最も重要だとかんがえられているのは、脳に位置する視床下部です。
他にも、脳下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・卵巣・精巣・膵臓・腎臓・神経・心臓などなど。
また、最近の研究では、脂肪細胞から作られるホルモンが脳に対して作用し、食欲を抑制する事が分かっています。加えて、赤ちゃんはがお腹の中にいる際、その成長を支える胎盤でもホルモンが作り出されているのです。
このように、ホルモンは1種類に対してというのは例外的でいくつかのものが集まって相互的に関連しており、調節作用をつかさどっているのです。
多くの臓器に作用し、身体に必要な作用を発揮するホルモン・他のホルモンを合成する臓器を刺激する事でホルモンの分泌を促すホルモン・逆に分泌を抑制する働きをもつホルモンなど、作用の仕方も色々です。